シルヴァディと愉快な仲間たち[トリックホリック使用構築]

 


こんにちは、ステルスです。

 

 

この記事は10/26~10/28の間に開催されたPGLのインターネット大会、「トリックホリック」の構築記事になります。

 

参加者の皆さまお疲れ様でした!皆さまはどのような参加をしましたか?

・色ミミッキュが欲しくて3戦だけした人

・ハロウィンっぽさを全開にした趣味パを使った人

・いつもの大会のようにガチで挑んだ人

様々な形で参加者が大会を楽しんでいたように思います!

私は色ミミッキュが欲しかったのと、2度目のインターネット大会にガチで挑もうと思って参加しました。

 

 

 

 f:id:stealth055:20181029213820p:plain

 

[大会概要]

「キミはどのポケモンとハロウィンを楽しむ? バトルしないとイタズラしちゃうぞ~!」

ハロウィンにちなんで開かれたシングルバトルの大会。

ポケモンの参加条件としては、

「ハロウィンにちなんだ、各国で怖いイメージのあるポケモン

怖いイメージに選ばれたポケモンだけが参加できる。

twitterに上がってたオオタチのマンガ好き)ボソッ

普段のレートで見たポケモンがかなり減ったシングルバトルってイメージでしたね。

一方で怖いイメージがあればOKということで、普段のレートでは使えない

f:id:stealth055:20181028230509p:plainf:id:stealth055:20181028230516p:plainf:id:stealth055:20181028230525p:plainの禁止伝説も使える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり禁止伝説を持っていないプレイヤーは地獄の考察がスタートする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[構築経緯]

今大会はf:id:stealth055:20181028231307p:plainf:id:stealth055:20181028231316p:plainこの二匹を雑に暴れさせるだけで強いので、この二匹に対してどちらと対面しても善戦できるポケモンが2匹は必要。条件としてマーシャドーにタイプ有利が取れること、ミミッキュのメインウエポンを等倍で受けれるポケモンとしてフェアリータイプのf:id:stealth055:20181028231848p:plain、上記二匹に上から攻撃が可能なf:id:stealth055:20181028232312p:plainの二匹を軸に構築がスタート。

この二匹では取り巻きにいるf:id:stealth055:20181028232823p:plain等の毒タイプが崩せないので、相手のサイクルを強引に崩せるf:id:stealth055:20181029001420p:plain、ゴチルのキャッチをとんぼがえりやボルチェンで逃げるポケモンに有利が取れるf:id:stealth055:20181029001538p:plain、ここまでの並びでf:id:stealth055:20181029001739p:plainに何一つ打点がないので、全抜きが見込めるエースのf:id:stealth055:20181029001826p:plainウルガモスウツロイドのメタ合戦に有効なf:id:stealth055:20181029001950p:plain、この6匹で完成した。

 

[個別解説]

 f:id:stealth055:20181029002151g:plain

シルヴァディ@フェアリーメモリ

性格:わんぱく

特性:ARシステム

技構成:マルチアタック こごえるかぜ アイアンヘッド ほえる

配分:177(52)-134(148)-161(252)-103-116(4)-122(52)

A:マーシャドーのステロ+かげうち耐えした
 131-127ミミッキュに対してアイアンヘッドで確定2発(50.3%~59.5%)

H-B:陽気ミミッキュの+2ゴーストZを確定耐え
    マーシャドーの珠シャドースチール2耐え

H-D:余り

S:ここかぜ後の最速ミミッキュ抜き

ミミッキュマーシャドメタ1号。

ミミッキュに対してはこごかぜからのアイヘ2発で落とし、マーシャドーに対しても珠シャドースチールまでなら2耐えでき、返しのマルチアタックでぎりぎり落とせないくらいまで削れるので他のポケモンの技を一撃でも受けてれば落とせる。

火力に回せばマーシャドーを確1ラインまで持っていけるが、襷で採用されていると想定したこと、クロバットマーシャドーが見れる点を考えてミミッキュ意識の配分とした。

ラス枠のほえるはウルガモスオニゴーリの起点回避やデンジュモクイーブイのZ展開を阻止など使いどころは多く、配分、技構成、タイプ選び全てがベストだった。

 

物理受けやvs悪タイプとの闘いには全部勝ってくれるので、選出に困っても出すだけで活躍してくれた。

 

選出率1位

 

 

 

 

 

f:id:stealth055:20181029175232g:plain

クロバット@ひこうZ

性格:ようき

特性:すりぬけ

技構成:ブレイブバード どくどく クロスポイズン とんぼがえり

配分:168(60)-132(172)-107(52)-x-101(4)-195(220)

A:流用ABミミッキュをステロ込みブレバZで確定1発

HB:陽気マーシャドーのシャドスチ影撃ち確定耐え

S:最速マーシャドー抜き

ミミッキュマーシャドーメタ2号。

twitterエゴサしてるときにたまたま見つけた調整をパクった個体。A削って耐久に回したが、ブレバZを耐えたミミッキュには当たらず、マーシャドーに1度だけ受けだしできるようになったので立ち回りやすかった。

どくどくはオニゴーリ対策、とんぼかえりは電気や岩タイプへの削りに使い、クロスポイズンの圏内まで頑張って押し込む。

シルヴァディと合わせて、ミミッキュマーシャドーの並びに出す予定だったが、相手のレートが1600くらいの相手じゃないとこの2枚の並びに出会えないので、選出は控えることが多かった。

 

選出率4位 

 

 

 

  

 

 f:id:stealth055:20181029175401g:plain

ゴチルゼル@ウイのみ

性格:ひかえめ

特性:かげふみ

技構成: ねむる サイコキネシス めいそう トリックルーム

配分:177(252)-x-138(180)-134(52)-133(20)-86(4)

H-B:116グライオンのじしん3回耐え
H-D:179アーゴヨンのZりゅうせいぐんを確定耐え(83.6%~98.8%)
C:149-93アーゴヨンをサイキネで確定1発

 ミミッキュマーシャドー@1の並びに対して@1のポケモンをキャッチして倒す役割。

ゴーストタイプが多い環境なので、グライオンからギロチンが外されると信じてじしんのPPをねむるで枯らせるように耐久に回した。(そんなグライオンには会わなかった)

持ち物と最後の技スペは最後まで悩んだが、起点にできる範囲を増やせるウイのみと、積みきったあとや、考慮外のどうしてもきつい並びがでたときにワンチャン残せるようにトリックルームを採用。また初手アーゴヨンが構築で激重だったので、初手に選出できるような調整を施した(初手に出した試合なかったけど)

 

 選出率6位

 

 

 

 

 

 f:id:stealth055:20181029175445g:plain

ウツロイド@ふしぎのプレート

性格:おくびょう

特性:ビーストブースト

技構成:パワージェム サイコキネシス ステルスロック どくびし 

配分:185(4)-x-68(4)-171(188)-161(76)-168(236)

H:あまり

B:あまり

C:プレートサイコキネシスで149-93アーゴヨンを確定1発

  パワージェムで+1ウルガモス確定1発

D:C187ウルガモスの1上昇めざ地確定耐え

S:最速ウルガモス抜き

 ウルガモス対策兼ゴチルで厳しいポケモンを見る枠。アーゴヨンに弱いパーティーだと思ったので、確1で落とせるようにプレートサイキネで落とせるラインを確保しつつ、ウルガモスに最低減隙を見せないような調整になった。この配分と持ち物では、+1エスパーZが対策できていないが、ちょうのまいのターンでシルヴァディが吠えるの起点回避ができるので ウルガモスで困ることはなかった。

技構成は後続のウルガモスシザリガーの全抜き展開が通しやすいステルスロックと、オニゴーリピンポイントメタのどくびしを採用。ヘドロウェーブが欲しい場面はなかったので、構成は刺さっていた。

アーゴヨン入りの構築が多く、シルヴァディが初手対面しても引いてから安定して処理ができ、BBで上がったCで全抜きする試合もいくつかあった。

 

選出率同率1位

 

 

 

 

  

 f:id:stealth055:20181029175546g:plain

ウルガモス@たつじんのおび

性格:おくびょう

特性:ほのおのからだ

技構成:ちょうのまい かえんほうしゃ むしのさざめき 目覚めるパワー氷

配分:163(20)-x-86(4)-187(252)-126(4)-163(228)

C:ぶっぱ
S:最速ミミッキュ抜き
のこり余り

 サザンガルドの並びを崩す駒として採用。環境に多いであろうグライオンでとまらないように通りのいいサイキネでなく、めざめるパワー氷に変更した。初めて使うポケモンだったのでグライオン入りに選出しようという考えがなく、ちょうのまいで全抜きすれば勝てた試合が多かったので、私の使い手として弱い部分が出てしまったという印象。

相手視点からすると展開されると3タテされるという考えに至りやすいため、裏のシザリガーで倒しやすいポケモンを誘導する役割もあり、パーティーに入れたことには後悔はしていない。

 

選出率 3位

 

 

 

 

 

 f:id:stealth055:20181029175641g:plain

シザリガー@あくZ

性格:いじっぱり

特性:てきおうりょく

技構成:アクアジェット はたきおとす つるぎのまい かみくだく

配分:163(196)-189(252)-106(4)-x-76(4)-82(52)

HBD:ギルガルドのZシャドボ+かげうち乱数耐え

A:ぶっぱ
S:4振りギルガルド抜き

相手の受けサイクルを破壊する超火力枠。前述のとおり、ウルガモスウツロイドの二匹は、持ち物や技構成、調整次第ではどちらが勝ってもおかしくはなく、そのメタゲームに対して1歩先を行くことができた。

火力にぶっぱできれば努力値をどこに振ってもよいくらいの考えだったが、耐久無振りの場合特化ガルドのシャドボZが80%の乱数で落ちるくらい耐久がぺらいので、ギルガルド意識の配分となった。

あくZに関しては相手の悪タイプと対面した際に半減Zでごり押ししたあと、アクアジェットで落とすくらいの超火力が出るので、シルヴァディが出せないときに無理して倒してもらうことが多く、悪くないくらいの使用感だった。

 選出率5位

 

[感想]

構築力の高い人はもう気づいているだろうが、電気技を半減以下に抑えるポケモンがいない。まぁ、ゴーストと悪タイプが多い大会で会うことは少ないだろう・・・

 

 

 個人KP表⇩

f:id:stealth055:20181029203628p:plain

 

 あの……4位のポケモンぶっ刺さってるんですけど…………

 ドヒドイデグライオンより多いんですけど(涙)

この構築の電気はウルガモスの起点にするという対策の仕方なので、エスパーZのS上昇+ほたるびを通されると3タテが確定する(5回くらい3タテされた………)

 

 

 

 

 

デンジュモクは考察不足と割り切るとして、ミミッキュマーシャドーにはいい勝負ができたので(@1デンジュモクが選出されたとき以外)構築の考え的には間違いではなかった。

今回使用したポケモン達には細かい調整を行ったが、調整ミスと思える試合はなく、思った以上に活躍してくれた。また前回のアンリミテッドトライアルよりも最高最終ともに10ずつ上がった。トップメタポケモンを使えない中で、自分の記録を超えたので個人的には満足できた。

次のインターネット大会も参加して、課題の電気の一貫切りを克服したいです!

 

最後にこの構築がうまくハマった2試合をBVに残したので、気になった人は見てくれると嬉しいです。

BV1:76AG-WWWW-WWWV-XHGV

 

BV2:C69G-WWWW-WWWV-XHH7

 

 

 

最後まで目を通していただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分用の勝率グラフ

f:id:stealth055:20181029215228p:plain

序盤にパーティーの動かし方分かってればもっと上で戦えるから、ちゃんと試運転しよう(戒め)