こんにちは、ステルスです。
この記事は11/30~12/03の間に開催されたPGLのインターネット大会、
「2018 International Challenge November」の構築記事になります。
構築記事を書き始めて3度目のインターネット大会になりました。今回も大会にガチで参加しました・・・と言いたいところですが、大会一週間前から忙しくなってきて、考察や育成に回せる時間が少なくなっていったので、構築の妥協点が多く、後悔が残る形となってしまいました。
ですが、戦った結果や使用感は振り返りとして残したいので今回も記事にしていきます。
[大会概要]
■対戦ルール
【バトル形式】ダブルバトル
【使用できるポケモン】全国図鑑No.001~807のポケモン
※ミュウ、セレビィ、ジラーチ、デオキシス、フィオネ、マナフィ、ダークライ、シェイミ、アルセウス、ビクティニ、ケルディオ、メロエッタ、ゲノセクト、ディアンシー、フーパ、ボルケニオン、マギアナ、マーシャドー、ゼラオラ、およびサトシゲッコウガを除く。
※ミュウツー、ルギア、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマのなかから、2匹まで使用することができます。
※『ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン』で捕まえたポケモン、タマゴから生まれたポケモン、公式にプレゼントされたポケモンのみ参加できます。
【どうぐ・わざについて】
この大会では、各種Zクリスタル、各種メガストーン、べにいろのたま、あいいろのたまを持たせることができません。
また、「ガリョウテンセイ」を覚えたポケモンを使用することはできません。
要約すると今レーティングバトルで行われているサンルールでの対戦になります。
※超どうでもいいことなんですけど、今大会ってINC Novemberじゃなくて、
公式の大文字スペル的にICNって略したいのは僕だけですかね?
[構築経緯]
サンルールではカイオーガを使いたいという欲求から、様々なカイオーガ軸のQRパーティーをWCSレートでお借りしてきたが、スカーフ以外はカイオーガの動かし方がよく分からず、相手の禁止伝説にボコボコにされたので、初心者にもシンプルで分かりやすいスカーフカイオーガを軸に構築がスタート。
スカーフカイオーガを使っていて障害に感じたのは以下の4つ。
① 天候を書き換えてカイオーガの火力を落としに来る。
② 草タイプで耐えて、返しの技でワンパンできる。
③ 高速電気で先にワンパンしてくる。
④ ワイドガードで「カイオーガの攻撃を」「なかったことにした。」
これらの点を攻略できるような構築にする必要がある。
①、②の条件を満たせる駒として、いたずらごころでサポートできる化身トルネロス、③をごまかす手段としてひらいしん持ちのアローラガラガラ、④の状況が起こっても火力が維持できるパルキア、ガオガエンなどのねこだまし持ちを牽制する役目としてカプ・テテフ、環境に通りの良いアタッカー枠カミツルギの6体で完成。
[個別解説]
性格:おくびょう
特性:あめふらし
技構成:しおふき こんげんのはどう かみなり れいとうビーム
配分:175(52)-x-111(4)-202(252)-160-156(252)
しおふき連打でゲーム終わらせに行けるGS最強の一角。こいつのしおふきが通せると楽に試合が終わるし、二体のHPバーがゴリゴリ削れていくのは見てて爽快だった。
裏に置いてしおふきの一貫を作るのもよし、サイクル回してこんげんのはどうで削るもよしと使い勝手はよかった。禁伝二匹に相性が悪くても裏の二匹を飛ばせばよいだけなので選出しづらいということはなかった。
選出率100%
パルキア@いのちのたま
性格:おくびょう
特性:プレッシャー
配分:161-x-120-202(252)-140-167(252)
※H個体値22
雨+いのちのたまハイドロポンプで耐久無振りのゼルネアスが吹き飛ばせたり、テテフと合わせてルンパを楽に処理したりなど、カイオーガの障害を取り除くのに役に立ってくれた。雨が降っていれば禁伝バトルは基本的に勝てるし、Sも高い方なので、トリルパ以外には滅法強かった。
選出率100%
トルネロス(化身)@だっしゅつボタン
性格:おくびょう
特性:いたずらこころ
技構成:あまごい おいかぜ ちょうはつ ぼうふう
配分:164(200)-x-90-152(56)-91-179(252)
※H個体値:0
※D個体値:14
このパーティーの便利屋枠。天候を交換時より遅く、カイオーガより早く書き換えることができるあまごい、天候合戦に強い圧力を掛けたり、展開されたゼルネアスや追い風展開を切り返せる先制おいかぜ、トリルやジオコントロールを防ぐちょうはつ、雨以外のピンルンパッパを牽制するぼうふうなどこのパーティーで想定していない展開をうまくごまかしてくれた。難しい試合は、とりあえずおいかぜ+まもるから入れば制圧できるのでイージーウィンに大きく貢献してくれた。
うら
選出率53%
ガラガラ(アローラのすがた)@ふといほね
性格:いじっぱり
特性:ひらいしん
技構成:フレアドライブ シャドーボーン ホネブーメラン まもる
配分:167(252)-145(252)-131(4)-x-100-65
電気吸収+トリルへの切り替えし枠。現環境でトリックルームを使うポケモンはガラガラより元の素早さが早く、炎or霊で弱点がつけるポケモンが多かったので、ちょうはつでトリル展開を防げないときは積極的に選出した。
ディアルガやゼクロム、カプ・コケコなどの禁伝二匹が厳しいポケモンをワンパンで倒してくれた影の功労者。
選出率47%
性格:ひかえめ
特性:サイコメイカー
技構成:サイコショック ムーンフォース サイドチェンジ ちょうはつ
配分:145-x-95-200(252)-136(4)-147(252)
前ダブル大会「アンリミテッドトライアル」からの流用個体。前回苦しめられたサイドチェンジを投入してみたが、かなり使いやすかった。
テテフのタスキは基本的に読まれることはなく、耐えて生存した次のターンはサイドチェンジで大技をもらって、隣のポケモンのHP確保をしたり、パルキアvsルンパッパのサポートにも貢献してくれた。
先制技を使うガオガエン、ルンパッパのKPが高いので選出したくなる試合は多かった。
選出率55%
性格:ようき
特性:ビーストブースト
技構成:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ はたきおとす
配分:134-233(252)-152(4)-x-51-177(252)
相手のカイオーガ+ゼルネアスを見る枠。ビーストブーストによる積んだ後の突破力はすさまじく、数的不利になっても勝てる試合は多かった。
今回とつげきチョッキを用いて使用したが、カイオーガの控えめ潮吹きは乱数で落とされるので、努力値配分をミスした残念個体。
選出率45%
[感想]
アンリミテッドトライアルの反省や、身に着けた知識は活かすことができたが、サイドチェンジ+トリックルームや、メンタルハーブ+トリックルームなどの絶対に下から殴る戦術、ねむりこなやさいみんじゅつなどの個人的に初見の戦術に対応できなかったのがレートが今一つ伸びきらない原因となった。
また、大会直前が忙しかったこともあり、事前考察やダメージ計算をおろそかにして対戦で後悔することが多かった。
大会中の反省、振り返りは欠かさなかったが、事前準備はまだまだ甘いので、普段からのレートをもっと力を入れようと思った。
最後まで目を通していただきありがとうございました!
自分用の勝率グラフ
KP表