こんにちは。ステルスです。
この記事は9/14~9/17の間に開催されたPGLのインターネット大会、「アンリミテッドトライアル」の構築記事になります。ダブル初心者がGSルールの荒波にもまれた体験記になりますので、
これからGSルールを参加しようと考えている人、
ウルトラシーズンのことを早めに考察している人
に見ていたただけたらと考えています。
大会のルール
※以下のポケモンは、この中から最大でも2匹までしか登録できません。
ミュウツー、ルギア、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ
使用可能なすべての道具と技を解禁
つまり、メガストーンもZクリスタルも使える実質ウルトラシーズンの大会。サンシーズンだと思ってパーティー登録した参加者はご愁傷さまです……
構築作成の経緯
ウルトラシリーズでは新しく出るウルトラネクロズマを使いたいと考え、ゼルネアスに強めな日食ネクロズマを軸に組み始めた。相棒枠として、アローラの禁伝に有利が取れるイベルタルの2匹でコンビを組ませた。
周りのポケモンにはサイコフィールドでアシストできるカプ・テテフ ダブルで強いといわれるガオガエン カイオーガやゼルネアスに強いナットレイ メガ枠においかぜでサポートできるメガボーマンダ で6体が完成した。
個別解説
日食ネクロズマ@ウルトラネクロZ
性格:ようき
特性:プリズムアーマー→ブレインフォース
配分:UB前 173(4)-209(252)-147-116-129-141(252)
UB後 173(4)-219(252)-117-164-117-195(252)
※C個体値23の妥協個体(大会終わるまで王冠使ったと思い込んでた)
技:フォトンゲイザー メテオドライブ りゅうのはどう まもる
パーティーのエースアタッカー。。ゼルネアスがいるときは倒せるまで日食状態を維持したり、レックウザや、ボーマンダ、アーゴヨン対面でウルトラバーストし、上から制圧できるなど、ダブルバトルでの幻の3匹目のポケモンとなった。
すばやさやタイプ変化などのトリッキーさは使いがってがよかったが、相手に鋼or複合悪がいた場合に刺さりが悪くなるので選出は控えていた。刺さる刺さらないがはっきりするので、選出を悩ませないありがたい子。
りゅうのはどうはレックウザ、Uネクロズマ意識で採用したが、思ったより数が少なかったので、ねっぷうやだいちのちからに変更したかった。pglのランキングでkp10位以内ならりゅうのはどうでよかった。
選出率2位
イベルタル@マゴのみ
性格:ひかえめ
特性:ダークオーラ
配分:209(60)-125-115-201(252)-118-144(196)
H:余り
C:最大
S:準速霊獣ランドロス抜き
技:バークアウト イカサマ おいかぜ デスウィング
おいかぜ要員1。このパーティーで唯一の2体同時攻撃使い。バークアウトは適当に使っていても強く、HPの少ないポケモンと特殊火力を下げたいポケモンが並ぶことが多く、相手のプレイングを縛ってこちらの動きをよくするパーティーの柱。
デスウィングは火力自体はそこまで出ないものの、きのみと合わせてターン終了時には全回復してたりしていて、相手への精神的圧力はかなり高かったように見える。
イカサマはオーガレックあたりを考えて搭載したが、いかく持ちが2体おり、シナジーが悪かった。あくのはどうに変えていれば、もっと動きやすかった。
Sをテテフ抜きまで振りたくなったが、「いかりのまえば+Uネクロズマのりゅうのはどう」をHP3残して耐えるシーンが一度あり、この調整で勝てたので、少しでも耐久に回す大切さを思い知った。
選出率100%の今大会相棒ポケモン。
性格:ひかえめ
特性:サイコメイカー
配分:145-x-95-200(252)-136(4)-147(252)
技:サイコショック ムーンフォース めざめるパワー(炎) しぜんのいかり
ネクロズマのサポートに連れてきたが、しぜんのいかりでの削りや、相手のねこだましやしんそく、ふいうちに合わせて交換し、隣のポケモンを動けるようにしたりタスキで耐えて相手を削るなどパーティーに慣れてくる毎に柔軟なプレイングがしやすかった。
他にもスカーフテテフを意識しているのかわからないが、テテフに2体の攻撃が来ることもなく、タスキでの1ターン分の行動保障があった。
ただフィールド取っても、コケコに対してサイコフィールド状態のサイコショックで31.2%の乱数となるので、コケコに対面で一度も勝てなかった。サイコキネシスな耐久無振りコケコに対して確1だったので、サイコショックはミスだった。
選出率6位
性格:むじゃき
特性:いかく→スカイスキン
配分:メガ前 171(4)-178(200)-100-140(76)-90-163(228)
メガ後 171(4)-188(200)-150-150(76)-99-185(228)
※A個体値26の妥協個体
A:余り
C:メガ後181-122のメガレックウザに対してりゅうせいぐんで確定1発
S:最速エルフーン抜き
おいかぜ要員2。グラレックオーガをはじめとした多くのポケモンを上から制圧できる点がかなり強かった。むじゃきにしているのは、レックウザをいかくに左右されず確1にしたり、ゼルネアスへのすてみタックルでの打点確保など、明確な役割があったので、むじゃきとなった。
相手のサポートポケモンを一撃でなぎ倒してくれる。強い!
選出率4位
性格:ようき
特性:いかく
配分:171(4)-167(252)-110-x-110-123(252)
ねこだまし要員。はたきおとすがダークオーラで火力の底上げができたり、ねこだましで味方のおいかぜサポートできたりとやれることが多かった。
当初ゼルネ対策でほえるを使っていたが、フリーでの試運転中にパーティー単位でガオガエンが重いと気づいたのでほえる→ばかぢからの変更となった。
実際にガオガエン対面でばかぢからを打つ場面が多く、大きな削りがあったのでこの変更は正解だった。最速なのは、相手のガオガエンに縛られずにねこだましを打つ相手を変えられるからで、立ち回りしやすく、かなり動きやすかった。けどpglのデータでは最速ガエンはほぼいないらしい。なぜだろうか???
選出率3位
ナットレイ@ウイのみ
性格:ゆうかん
特性:てつのトゲ
配分:181(252)-155(212)-157(44)-x-136-36
※S個体値V
技:ジャイロボール パワーウィップ はたきおとす まもる
対トリックルーム対策ポケモン、だったが相手のトリルパを読めずに選出していなかったり、カイオーガとのラス1タイマン勝負でウィップ外して負けたり、ガオガエンに縛られてゼルネアス縛れなかったりとうまく機能しなかったポケモン。そもそもおいかぜしてもすばやさが大して変わらない+ジャイロボールの威力が落ちるので、パーティーとして扱いにくい枠になってしまった。このおいかぜ軸パーティなら、HBカミツルギを採用した方が活躍できたかも知れない。
選出率5位
感想
GSルールは動画や生放送で見たことはあっても、自分で技選択したり、構築を作ることをORASのときにしていなかったので、よい経験値稼ぎになった。最初のほうは、相手のトリルに気づかずに相手のトリルに合わせておいかぜしてしまったことで、負けることが多かったが、相手のギミックやダブルでの立ち回り方がだんだん身についてくることがなにより楽しかった。シングル初心者がダブルバトルに参戦するなら、ねこだましとトリックルームとおいかぜが使えるポケモンは知識として抑えるべきだと思います。シングルのすばやさのライン覚えることと同じくらい基本的なことだと思います(経験談)。
ダブルの基礎、GSの基礎など、学べたことは大きかったので、今大会の参加は大きな財産になったと思う。サンシーズンはスカーフカイオーガを軸にしようとしているので、今回活躍できなかったナットレイを連れて、戦いたいと思います。
(ナットレイ活躍させるならスイッチトリルパかなぁ……)
以下おまけ
今回のパーティのQRレンタルチームのリンク
自ポケ選出率
ネクロズマを選出したときは勝ちやすいけど、ナットレイがガオガエンの並びを相手にした際に負担を与えることが難しく、選出時勝率も悪くなってしまった。
敵ポケモンkp一覧
kpNo.1のガオガエン相手にばかぢからがなければ、勝率はもっと悪くなっていた。コケコは選出されたらほぼ諦めました。
勝率グラフ
トリルやゼルネアスの対処が序盤は甘かったが、ダブルの戦い方やPTの使い方が分かると勝てるようになってきた。
かくとうZでガオガエン、ナットレイが一撃で吹き飛ばされた。UネクロズマのZは10回も打ってないので、もう一匹Z使う余裕があったので、相手の鋼や悪に対して打ち込んで、ネクロズマの選出機会を増やせる型だったかもしれない。
こんげんのはどうを想定していたが、こごえるかぜとふぶき持ちの個体に一回ずつであった。イベルタルとボーマンダが一撃でやられたときは泣いた。
つるぎのまいからのいわなだれ(相手のおいかぜ状態にて)誰も受からなかった。
よこどりでおいかぜ奪われた……ちょうはつやおいかぜ、壁展開を奪い取れるので使いこなせば強そう(小並感)
いかりのこなでゼルネサポート。鋼でゼルネを見る構築が多いので、使い勝手はよさそうに見えた。
最後まで目を通していただきありがとうございました。